世の中には、なにも起こらない小説がある。日常系というか、日常の事をちょっと書いて終わってしまう小説とか、そういうのである。主婦が、アマリリスを買ってきて、ベランダで育ているうちに、ペットと祖母が死んでしまった。悲しみを覚える暇もなく、小さな自分の子供が、お祖母ちゃんと泣いている。明日は晴れるかな。そんなような内容のもの…よくある小説。男性だと、ちょっと不倫してみて、面白かったとか、そういう小説になるのかな、とにかく、そういう小説を、たまに読む。
こういう小説を読むと、昼間の窓際で眠っているような、暖かい、ほわんと素朴な気持ちになるのは何故だろう…。なにも起こらない小説。川上弘美の「猫を拾いに」の【朝顔のピアス】という、最初の一話を読んで、まさにそういう小説だなあと思った。川上弘美は、「蛇を踏む」が好きで、シュールでおどろおどろしい内容なのだが、こういうあっさり、陽だまりみたいな作品もいい。
西村賢太の本をちらちら読んで、すごい国語力で、びっくりしてしまった。立派に文豪している。また今度、ゆっくり読む。
アイスばっかり食べてしまった。五本も食べてしまった。もうお金がない。どうしよう…後を我慢するしかないです。なんだか、蜜柑系のアイスが好きです。
木村由姫の曲を聞く。小室哲哉の時代の人なんで、聞いた。よかったですよ。おすすめなので、ここで言う。
昼の午後2時ころ、海に遊びに行った。風が強い。車を止めるところが、駐車禁止になっていたので、近くの路肩に泊めて、浜辺を歩いてみた。シーグラスを探しに行ったのだが、ぜんぜんとれなかった。ざざんざざんと波が打ち寄せる音は、心地いい。海は薄緑色で、澄んでいた。
帰り道、車で通ってきた道は、なんだか古い家々がいっぱいあって、散歩に丁度いいな~と思った。でもまあ、家からは結構遠いので、それはできなさそう…
海の近くで育ったので、海風に当たると、弁天様を感受する気分になる。なぜか、神々しさを感じる。
やっぱり住むなら海の方がいいなあと思ってしまった。でも、地震、怖いですよね。
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