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文学の魅力

図書館に行って、文学を読む。色々な文学者の自伝があったので、しばらく楽しめそうである。井上やすしの全集があった。垂涎ものである。借りれるようになっていたので借りてきた。超自然主義や自然主義、プロレタリア文学、浪漫派古典派、文学には色々ある。


近頃は、文学を書く人が少ないなあと思いつつ、それらしいものを書いている人はいる。しかし、内容がいかにも現代風で、芥川賞も直木賞もなんだかなあという作品を書いている人が受賞しているし、そんなに大したものではないのかもしれない小説家も。


時代小説、主に、江戸時代のものは、しゃばけシリーズ以外はあまり読んでいないのですが、そういう小説を読む時間も欲しい…江戸時代ものは、読むとなぜかすごいしっくりくるものが多く、勧善懲悪がはっきりしているからか…。


しゃばけシリーズのお化けの出てくる描写がすごい好きである。こわいのである。そして、文章もしっかり読みやすく、面白いのである。若旦那が好きである。病弱な若旦那…病、というのは、時に作品に、見事な味を付け加えてくれる。狂い、も同様である。最近だと、寺山修司の作品に出てくる狂い女は見事に素敵である。「普通」と違う、そこが魅力であり、憧れる、もちろん、狂い女に憧れはしも、狂いたいとは思わないだろうが。


怖いことを言う男、女、こういう感じの人間に、非常に憧れる。私も昔は、仲の良い友人がいたころは、平気で嘘をつき、陰で暗い悦びを感じるという経験があるからである。


ライバル、というものも、最近、利用しようと思っている。ライバルというものは、いいものである。ライバルでも、仲が良い時期があって、もちつ、もたれつ。ブラックジャックとドクターキリコみたいな。


最近、ようやく、書きたいと思うものが色々とできてきて、小説家になろうとかで、作品を書いている。評価はぜんぜんだが、ただの楽しみとして、小説を投稿している。ここでは言わないつもりだが、いいページ数になったら、本でも作るかもしれない。私の文章能力ではぜんぜん、普通の小説家の歯牙にもかからないだろうが、せめて、死ぬまでは、作った本をとっておきたいものだ。



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